九州産業大学 建築都市工学部 都市デザイン工学科

林泰弘研究室

林 泰弘(はやし やすひろ)

  • 各種廃棄物・建設発生土の地盤材料への活用
  • 地盤工学Ⅰ・Ⅱ、地盤工学応用演習Ⅰ・Ⅱなどを担当

研究室の方針

卒業研究では,定めた目標に対して,自ら考え,計画的に行動し,解決するプロセスを学ぶことを目指しています。また,現場見学や企業の方との交流も積極的に行うことで,土や土木に親しみながら,技術者としての素養を養ってほしいと考えています。
研究室のメンバーだけでなく,先輩や後輩,社会人の方など,幅広い人間関係を築いて今後の人生を豊かにして欲しいと願っています。

学生の研究内容

建設資材としての土や地盤の防災に関する研究を行っています。
「発生土や産業副産物を用いた新しい土質安定処理方法の開発」では,酸性する土,底質土,火山灰質粘性土やフライアッシュなどを河川堤防や道路などの盛土材として活用するための土質安定処理方法を研究しています。材料の力学的特性改善だけでなく,環境安全面や経済面などにも着目しています。さまざまな民間企業と共同で研究を実施することで,問題解決に挑んでいます。

「降雨による斜面災害リスクに関する実用的な評価手法の開発」では,住宅地の近くに斜面の多い北九州市を対象に,近年多発する豪雨による土砂災害の減災対策を研究しています。地形や地盤の特性と降雨を考慮することで安全な非難ができるような災害リスク評価方法の確立目指しています。産官学が共同で現地調査や解析などを行っています。

研究室の雰囲気など

卒業研究のための実験や調査は各自の主体性を尊重して行っています。また,親睦会やスポーツ大会,学外での研究会・イベント参加にも力を入れています。
何かと忙しい毎日を送る中で,徐々に自主性や連帯感が生まれてきます。一緒に苦労を乗り越えることで絆を深め,一生付き合えるような仲間を作って卒業できます。

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