九州産業大学 建築都市工学部 都市デザイン工学科

土木学会西部支部研究発表会で優秀講演賞を受賞!

建築都市工学部都市デザイン工学科4年の岩本竜弥さんと森優貴さん(いずれも林泰弘研究室)が,39日(土)に福岡大学で開催された公益財団法人土木学会西部支部研究発表会で,優秀講演賞を受賞しました。

おめでとうございます! 

 岩本さんの発表「突き固めによる軽石の物理特性とCBRの変化」は,一昨年小笠原諸島海底火山の噴火により発生し,沖縄で回収された軽石を路床材(道路の材料)として活用することを目指して,工学的な特性を評価したものです。軽石の破砕しやすい特性を丁寧に調べ,力学的には路床材としての利用ができることを示しました。  

森さんの発表「搬出期間の短縮を目指した浄水汚泥改質の検討」は,浄水過程で発生する副産物のうち天日乾燥汚泥に着目したものです。近年多発する豪雨によって通常の汚泥処理では間に合わないケースが増え,短期間で汚泥を改質することが望まれています。この汚泥の改質は難易度が高くまだまだ研究が必要ですが,今後検討すべき一つの方向性を示すことができました。  

二人とも,悩みながらも地道な実験を積み重ねて研究を進めたことで,わかりやすい発表ができ,質疑にもしっかり対応できました。 

 この経験を生かし,社会での活躍を期待しています。 

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