学科の教育
4つのキーワード
本学科では,まず基礎知識を学んだ上で,「土木デザイン」,「都市防災」,「まちづくり」,「環境緑化」の4分野を軸に実践的能力を身につけ,「安心・安全で美しく,自然に配慮した都市」を計画・設計・建設する能力を有する技術者を育成します。さらに,都市防災に関する内容や科目の充実と都市防災専門の教員の配置で,ハードとソフトの両面から都市防災を学べるカリキュラムを設定しています。また建築学科や住居・インテリア学科の授業も履修可能で,建築都市工学部の三学科を横断する形で学修することもできます。
4年間の流れ
1年次 学びの基礎づくり
専門的な分野の学修に必要な基本的知識や技術を学びます。
2年次 専門的な学びの基礎づくり
都市デザイン工学の専門的な知識や技術を学修します。
3年次 専門的な学びの深化
興味・関心のある分野や自分の将来に合わせ、専門分野の学びを深めます。
4年次 将来(就職・進学)に向けての活動
卒業研究を通じて工学士にふさわしい技量を身につけ、社会に旅立つ準備をします。
配当表

イチ押し
1持続可能な地域をつくる多様な実践教育を展開
住民や行政と連携して立花山登山道の活用策考案や、空き家対策で古民家をリノベーションしたり、まちづくりのための研究、教育プロジェクトを実施しています。
2自然災害に立ち向かい人と町を守る技術を養う
これまで本学科では桜島の火山活動や熊本地震による斜面崩壊を草木の導入で防ぐ新技術を行政・産業界と共同で提案。多くの実践の場で学びを深めます。
3土木工学を実体験で学ぶに解決策を探ります。
建設工事の不良残土、災害発生土砂、土壌流出による環境への影響など、全国で生じる土砂問題を現地調査しながら、企業とともに解決策を探ります。