九州産業大学 建築都市工学部 都市デザイン工学科

山下研究室

山下 三平(やました さんぺい)

  • 景観の計画とデザイン
  • 景観デザイン、都市基盤デザイン実習、河川工学などを担当

究室の方針について

技術や思想は実践に応用されることで真価がわかります。本研究室では、学生とともに、社会が課題とするテーマについて、現場に入り、地域の人々や自然の状態を体験的に知り、それを大きな視野や科学的な手法によって捉え直し、対策を練って、実装するというプロセスを重視します。
本研究室の大きなテーマは次の2つです

  1. 地球温暖化への適応と分散型水管理
  2. 伝統工芸の産地における文化的景観の持続と観光

市民のみなさんや行政や企業の技術者、それに他大学の研究者や学生との交流をとおして、幅広い実践的なプロジェクト型研究教育を進めています。

学生の研究内容について

上記の2つのフレームに基づいて、2020年度は以下のテーマの卒業論文に取り組みました。

卒業論文

  • 伊賀上 誠司「ウィズ・コロナ時代における陶芸の里の持続可能性」
  • 大川 浩平「新宮北小学校の雨水管理と緊急水源としての活用」
  • 緒方 綾乃「地域雨庭としての伝統的枯山水庭園の評価」
  • 西田 啓人「地方自治体が取り組むSDGsの事態と課題」
  • 山田 泰三「民間事務所敷地の雨庭整備と地域への展開」
  • 山中 仁志「エコロジカル・デモクラシーからみたミズベリング樋井川の展開」

研究室の雰囲気等

8号館4階の研究室・ゼミ室が、大学にみんながいる場所です。計画系の研究室なので、実験室はなく、研究室・ゼミ室ではおもに、研究の報告会、ゼミの研究会、PCを使った作業などを行います。もちろん、休憩時間には、みんなで雑談したり、ゲームをしたりすることもありますよ。
学内では研究室・ゼミ室のほかに、23号館4階の景観研究センターで、研究会やセミナーが開催されるときに参加して、学内ではなかなか聴けない貴重なお話を伺う機会がたくさんあります。
研究室・ゼミ室での活動だけでなく、調査やプロジェクトのために、学外に行くことが多々あります。また、学会やシンポジウム・研究会での発表もあり、他大学の学生・院生と、切磋琢磨もしています。
2020度はコロナ禍の影響で、例年行っていたゼミ合宿や研究室の懇親会を開催することができませんでした。それでも研究にしっかりと取り組み、現地に行ける時は慎重に対策をしながら積極的に足を運ぶこともしました。たいせつな時間を丁寧に過ごすことはできたかもしれません。

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